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血液検査の「フェリチン」って何の数値?貧血との深い関係を解説します!

「血液検査の項目で、フェリチンってあったけど何のこと?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、聞きなれないけど何となく大事そうな「フェリチン」についてまとめてみました。

フェリチンっていったい何?

血液検査の結果に載っているフェリチンと貧血の関係を解説した写真フェリチンはたんぱく質の一種です。このたんぱく質と貧血には深いつながりがあります。

フェリチンと貧血は関係が深いと言われる理由は、フェリチンが鉄と結びつく性質を持つ「鉄結合性のたんぱく質」というところからきています。

食べ物やサプリメントによって体の中に入った鉄は、血液の成分になります。

鉄分が入ってくると体は必要な分だけを吸収します。

このとき体に吸収されなかった余分な鉄分は実は体に有害です。

体に害があっては大変ですが、ここで大事な働きをするのがフェリチンです。フェリチンは体内の余分な鉄分と結びつき、無害化します。

鉄を吸収したフェリチンは肝臓・脾臓・小腸の粘膜・血しょうなどに貯蔵されます。

つまり、鉄分を貯蔵できる形にしているたんぱく質がフェリチンなのです。

フェリチンは血液中の鉄分が少なくなると、貯蔵場所にある鉄分を血液の中に送り出します。

貧血の中で最も多い鉄欠乏貧血の時は、血中の鉄分が少なくなっても貯蔵されている鉄分があまりないので、フェリチンが血液中に鉄分を補給することができません。

血液中にフェリチンが少ないと、鉄欠乏性貧血の可能性が高くなります。というわけで、フェリチンは、貧血の状態を知るのに利用されています。

フェリチンはどれくらいの値がいい?

フェリチンの基準値は、男女で違います。

・成人男性…18~270 ng/ml
・成人女性…18~160 ng/ml

フェリチンの値は高すぎても低すぎてもよくありません。

特に高い場合は色々な腫瘍の可能性があります。

また、慢性の貧血でフェリチンの値が高くなることがあります。その場合、貧血であることは、ヘモグロビン値など他の値で判断できます。

一番多いのは貧血でフェリチンの値が低くなっている人です。その場合、フェリチンの値を正常にするのが大切です。

フェリチンの値がなかなか上がらない理由とは?

フェリチンの役割は「余分な」鉄分を貯蔵することです。

ですから、鉄欠乏性貧血の人がサプリメントや薬を飲み始めてもすぐには上がってきません。

まずは、血液や体の色々なところに鉄分が補充され、十分に行き渡って初めて鉄分の貯蔵が始まります。

フェリチンの値が改善していなくても、ヘモグロビン値が上がっていれば貧血は徐々に改善しているので、そんなに心配する必要はありません。

フェリチンの値が上がってくるのは、ヘモグロビンの値が改善してきた約3~4か月後です。

貧血なのにフェリチンの値が高い?

「鉄欠乏貧血の人はフェリチンの値が低い」たいていの場合、この法則が当てはまりますが、「貧血なのにフェリチンの値が高い」ということもあります。

貧血なのにフェリチンの値が高いのは慢性の貧血の場合です。慢性の貧血になると、血液は常に鉄分を必要としています。

フェリチンの値を正常にするには?

フェリチンの値を正常にするためにはフェリチンの値を低くしている原因を取り除く必要があります。

フェリチンの値を低くするのは、主に次のようなことです。

・鉄分とたんぱく質の不足
・ビタミンCの欠乏
・甲状腺機能の低下
・出血性の病気

後ろの2つは病気なので、病院での治療が必要です。

ビタミンCの欠乏は、食事やサプリメントで補えます。

一番多い原因はたんぱく質と鉄分の不足です。例えば、最近増えてきているビーガンなどの菜食主義はたんぱく質や鉄分が不足しやすい食習慣です。

肉や魚には良質なたんぱく質や吸収されやすい鉄分が豊富に含まれています。野菜の中にも鉄分を含んだものがありますが、この鉄分は吸収されにくいタイプのものです。

1日に必要な鉄分を野菜だけでまかなうのは、難しいことです。菜食にこだわるのであれば、サプリメントや鉄剤から鉄分を補給するのがおすすめです。

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